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皆さん、こんにちは!
KUNI KUNO SAKU です!
今回は、
「スマホで弾き語り動画を撮影する方法・アプリ・機材を
ご紹介したい」と思います。
弾き語り動画・弾いてみた動画を撮ってみたい!
そんな方は必見です!
パターン別 弾き語り動画の音質クオリティの比較
まずは皆さんスマホをお持ちの前提でお話していきます。
また私はあくまでKUNI KUNO SAKU流の下記のような前提条件で
解説していきます。
- 撮影・録音は一発撮り(音ズレの編集がめんどくさいので)
- スマホアプリで動画撮影・編集
それでは下図のパターン毎に解説していきます。
音質クオリティ | パターン | 予算 |
☆ | スマホだけパターン | 0円 |
☆☆ | スマホ + マイク のパターン | 9000円程度 |
☆☆☆ | スマホ + DTM のパターン | 3万~万円程度 |
音質クオリティ☆ スマホだけパターン
必要なもの:inshot (動画編集アプリ) その他動画編集アプリでもOK
予算:0円
私のYoutubeの動画は2020.5月時点まで全てこのinshotで編集しています。
https://play.google.com/store/apps/details?id=com.camerasideas.instashot&hl=ja
おススメのポイントは 下記の通りです。
inshotの使い方については別記事を投稿してみようと思います。
- 無料で使える!(少なくとも私のレッスン動画レベルの編集はこれだけで可能)
- 弾き語りの音ずれを少なくできる(スマホ+DTMパターンで解説します。)
- サムネづくりにも使える。
まずはスマホだけで弾き語り動画を撮影したパターンです。
↓
ギターはアンプに繋いでいるので聞こえますが、声とのバランスが悪いですね...
手順
1.スマホをインカメラにして、セット。
2.ギターを持って弾き語り!
3.inshotを使い編集

私はいつもだいたい、こんな感じで編集しています。
- 無駄な部分をカット
- エフェクトをつける
- 歌詞をつけたいならテキストで編集
メリット
手軽
この手法の最大のメリットは何よりも、手軽さでしょう。
動画編集といっても本当に必要なのは無駄なところをカットするぐらいです。
音ズレがない
1発撮りするだけなので、音ずれの心配をする必要がありません。
音ずれはやはり、動画を見る側からは違和感を感じてしまうため、
極力無くしたいものです。
デメリット
音質が悪い
やはり音質が悪いです。
音量が小さくなりがちですし、
ギター・ボーカルの音量バランスの調整が後で変更できないデメリットもあります。
改善策として、ギターやマイクをアンプに繋ぎ、アンプの前にスマホを置くという
荒技もありますが、中々賃貸などではやりにくいため、現実的ではありません。
実際にやってみた 例↓
音源の編集ができない
弾き語りしていると、ついついハモリを入れたくなってしまう時ありますよね。
しかし残念ながら、この手法だとハモリ・コーラスを入れるなどの編集ができません。
またギターやボーカルの音量調整などもできません。
音質クオリティ☆☆ スマホ + マイク のパターン
必要なもの:スマホ + 動画編集アプリ(inshot) +スマホ用マイク
費用: 5000円~9000円程度 (スマホ用 マイク代)
次は「スマホ + マイク」のパターンです。
弾き語り用 スマホ用 マイクは下記のマイクがおススメです。
ZOOM ズーム MSステレオマイクロフォン iPhone / iPad 用 iQ7
- スマホに差し込むだけで使用できる
- 専用アプリでオーディオ編集も可能
他にもスマホ用マイクはあるのですが、こちらのマイクは音楽の録音向きということもあり、その他スマホ用マイクとは一線を画すようです。
またスマホ用マイクを購入する上での注意点は、購入しようとするマイクが
本当に自分のiphoneに対応しているかを確認することです。
商品表記には使用できると書いてあるのに、実際に使ってみると音が鳴らなかったなど、問題が起こったこともあるため、皆さんも是非注意してください。
私はiphone XRを使用していますが、こちらのマイク( ZOOM ズーム MSステレオマイクロフォン iPhone / iPad 用 iQ7 )は問題なく使用できました。
一応、まだ安価な別のマイクの紹介もしておきます。
手順
1.スマホにマイクを差し込む
2.ギターを持って弾き語り!
3.inshotを使い編集
手順はスマホの場合と変わりません
メリット
音質が上がる
スマホだけの撮影に比べると音質が上がります。
スマホのマイクだけで聴いているだけでは、あまりその音質の変化に気が付けません
が、イアホンを付けると音がクリアに録音できていることに気が付きます。
デメリット
費用対効果が薄い
メリットでお伝えしたようにスマホ単体で聴いているだけでは、あまり音質の変化に気が付けません。
一人で楽しむ目的であるならば、自分でイアホンをつければいいだけですが、
多くの人が「誰かに聞いてもらう」ことを目的にしているはずです。
個人的には、多くの人がわざわざイアホンをつけてで自分の弾き語り動画を再生するとは思えません。そのため費用対効果をあまり感じれない人もいるのではないでしょうか。
音源の編集ができない
こちらもスマホだけの撮影と同様、動画編集アプリなどが変わったわけではないので、コーラスを入れるなどの音源編集ができません。
音質クオリティ☆☆☆ スマホ + DTM
必要なもの:
- スマホ
- 動画編集アプリ(inshot)
- PC
- インターフェース(PCに音源を取り込む装置)
- DAW(音楽制作ソフト)
- モニターヘッドフォン
- マイク(コンデンサマイク)
ということで必要なものを一覧にしてみましたが、
今回はそもそもPCを使うので、PC上で動画編集したい方はスマホもいらないかも...
しかし、私はPCにインカメがなくinshotの編集に慣れてしまっているため、
これらを使って編集を行います。
費用:
2万~12万
※前提として上記に足りないものを自分で買い足していくイメージになります。
おススメの機材紹介
オススメのインターフェース(PCに音源を取り込む装置)
Steinberg スタインバーグ 2x2 USB2.0 24bit/192kHz オーディオインターフェース UR22mkII
価格:21,600円
インターフェースはやはり、こちらの UR22mkII がオススメです。
色んなミュージシャン達に愛用されていますし、私自身も愛用しています!
何といっても最大のメリットは
Cubase AIダウンロード版が付属でついてくるため、機能制限などが気にならないので
あればDAW(音楽制作ソフト)を購入するがなくなることです。
Cubase AIの機能の制限についてはこちら
https://new.steinberg.net/ja/cubase/compare-editions/
オススメのDAW(音楽制作ソフト)
スタインバーグ Steinberg DAWソフトウェア CUBASE PRO 10.5 通常版 CUBASE PRO/R 最先端のミックス機能 80種類のオーディオエフェクト搭載
価格:61,775円
DAWソフトは他にもありますが、私はこのCubase Proを使用しています。
その他のソフトを使用してことがないため、比較はわかりませんが。
ピッチ修正なども可能なため、非常に使い勝手良いです。
オススメのモニターヘッドフォン
DAWで編集する以上、モニターヘッドフォンはあった方が良いです。
ここでは私も使用している audio-technica シリーズのモニターヘッドフォンを
紹介します。
価格:4000円~12000円
audio-technica オーディオテクニカ プロフェッショナルモニターヘッドホン ATH-M20x スタジオレコーディング / 楽器練習 / ミキシング / DJ / ゲーム ブラック
オススメのマイク
オススメのマイクですが、ここではコンデンサマイクマイクをオススメしておきます。
マイクには ダイナミックマイク・コンデンサマイクの2種類がありますが、
やはり録音するなら高音質のコンデンサマイクを使用すべきでしょう。
(音質比較動画は下にあります!)
ダイナミックマイク:
安い
電源不要・丈夫・感度低い(近くの音しか拾わない)
コンデンサマイク
高い
電源必要・湿気に弱い・感度が高い
中でも私が使用しているこちらのコンデンサマイクは値段も良心的で
音質も申し分ないので気に入っています。
MXL コンデンサーマイクロフォン V67G マイク
ダイナミックマイク / コンデンサマイク 弾き語り比較動画
ダイナミックマイクで録音
コンデンサマイク (V67G )で録音
手順
1.インターフェースとPCを繋ぎDTMを起動。
2.DTMの録音をスタートし、同時に スマホ撮影を開始。
納得の一発撮りができるまで、録音・撮影する。
3.録音が終われば、DAWの上でギター・声の音量調整・エフェクトをかける。
4.音源を書き出す
5.スマホに音源を送る(時間はかかるけどGmailで送ってます。)
6.inshotにデータを取り込む
7.音ずれに気を付けながら音を合わせていく。
(ポイント)
動画の音量を大きく、DAWで録った音源を小さめにして、音源の開始位置を
動画に合わしていくことで、音ズレを極力減らせます!
メリット
音質が非常に良くなる
音質がちゃくちゃ良くなります。百聞は一見に如かず、
①スマホのみの場合 と ②スマホ+DTMの場合 の動画で比較してみてください。
①スマホのみの場合
②スマホ+DTM
音源の編集が可能
まず動画撮り終えた後でも、ギター・マイクの音量を調整できます。
その上、リバーブなどのエフェクト機能も後で追加でき、
コーラスなどを後で入れることも可能です。
撮り直しが少なくて済む
個人的にはこれが最大のメリットです。
私の弾き語り動画は基本的に全て一発撮りですので、
OKテイクが出るまでに3-4時間かかってしまうこともあります。
その点この手法であれば、音量調整などは後でできるので
OKテイク率が上がり、何度も録り直すストレスが減ります。
デメリット
やはりコストがかかる
自分が今どれくらい機材を持っているか・どこまで音質にこだわるかで
かかる費用は大きく変化しますが、既にPCのみを持っていたとしても
やはりインターフェース(DAW付)・マイク・ヘッドフォンの購入だけでも
3.5~4万円くらいは必要になりそうです。
しかし、今後音楽活動に力を入れたいと思っている方にはいつかは必要となる
機材になりますので、先行投資としては良いと思います。
まとめ
ということで、スマホで弾き語り動画を撮影する方法について書いてみました。
個人的には、今回紹介した3つの手法で
「スマホ + DTM」で動画作成が最も良い思っています。
コストはかかりますが、
・音質が良いこと
・OKテイクの取りやすさのメリットを考えると
やはりこの手法が一番よいです。
今回はinshotの使い方についてあまり触れられなかったため、今度、記事かYoutube上で
弾き語り動画作成の手順をまとめてみたと思ます。

最後までご覧いただきありがとうございました!
YoutubeチャンネルKUNI KUNO SAKU でもレッスン動画等
投稿しているので、ご興味がある方はこちらもチェックしてみてください!!
https://www.youtube.com/channel/UC-2qTtTUviaoGMwBiIqM7RQ?view_as=subscriber