はじめに
皆さん、こんにちは!ミュージシャン&Youtuberをやりつつ、フリーランスで
Webマーケティングやエンジニアをやっています。KUNI KUNO SAKUです。
最近EC領域でAmazonキラーとも言われているShopifyがShpify Partner向けに企画したShopify Partner Boot Campに参加し、無事、修了認定を受けることができました。
今回はShopify Partner Boot Campに参加を検討されている方の参考になればと思い、
感想などをまとめてみました。
この記事はこんな人におススメ
- Shopify Partner Boot Campの参加を迷っている方
- 駆け出しWeb系エンジニア
- Shopify Partnerとして活躍していきたい方
Shpoify Partner Boot Camp in Japanとは
Shopify Japanが公式に行っている、Shopify パートナー向けのオンラインプログラムです。
6週間のスケジュールでShopifyの機能・パートナープログラムの基礎・営業活動に役立つ知識から、アプリ開発・テーマデザインまで、幅広い範囲の内容の講義がなんと無料で受けることができます。
プログラムを終了されたパートナーは以下のような特典を受けることはできます。
- プログラム修了の認定書
- Shopify Expertsになるためのサポート
- Shopify からの案件紹介
以下、shopify 公式サイトの説明↓
https://shopifypartnerbootcampinjapan1.splashthat.com/
認定を受けるためには
- 理解度チェックテストを合格する必要がある。
- 成果物(ストア構築・アプリ開発)
この2つをパスする必要があるので、このことについて後程、実体験を交えながらお話していきます。
参加理由
今回私が参加したのはShpoify Partner Boot Camp in Japan#2
(2020年7/16~8/20に開催)の2回目に参加したわけですが、
参加した理由は大きく2つあります。それぞれについて深堀していきます。
- Shopify の需要が高まっている。
- 有識者がまだまだ少ない。
Shopifyの需要が高まっている
現在Shopifyは世界175か国100万以上の店舗で利用されているECプラットフォームであり、Amazonを追い越す勢いだと言われています。
低コスト・短期間で自社ECサイトを構築できる上に、優れたUIのに加え、セキュリティレベルが非常に高い決済システムを提供してくれます。
Shopify の利点などについて詳しく書いてくれる記事がたくさんあるので、是非ご自身でも調べてみてください。
個人的なイメージとして、WordpPressのEC版という風に捉えてます。
コロナの影響でEC化需要が非常に高まっていることもあり、
自社ECサイト構築が非常に簡単にできるShopifyの需要は高まる一方です。
有識者がまだまだ少ない
Shopify の日本法人が2017年にできたこともあり、
日本国内での有識者がそれほど多くありません。
ドキュメントやアプリケーションがほとんど英語であるため、
現時点では、英語ができるかが一種の参入障壁になっているようです。
私自身の英語力も実際大したことはないのですが、
・富士通株式会社でERPの海外拠点導入のサポート
・ボストンコンサルティングでのグローバルヘルプデスク
の経験から英語を使ったIT業務に多少の覚えはあるので、それらの経験が活かせると考えたことと、現時点有識者の少ないShopifyに詳しくなれば、駆け出しのエンジニアの私でも希少価値が出せるのではないかと考えたため、本プログラムに参加しました。
Shopify Partner Boot Campプログラムの内容
プログラムの内容・進行
プログラムの概要はすでについては、先ほど触れたので、どうように
プログラムが進行していくのか解説していきます。
Shopify Partner Boot Camp#2
日程 : 7/6 ~ 8/20 の 週3回程度
時間 : 16:00~18:00に基本的にセッション開催
(セッション以外は好きなタイミングで各自受講)
基本的にプログラムは下記のツールを使って行われます。
- Zoom(セッション)
- Youtube
- Slack(質問・資料共有など)
Zoomではセッションということで、既にShopify Partnerとして成功されている方やShopify 社員の方などが事例を交えて、Shopifyパートナーにとって役立つ様々な情報をライブ配信で提供してくださります。
質問などはSlackに書き込めば、Shopify社員の方が
セッション中・セッション後に回答してくださります。
セッション以外の講義はShopify JapanのYoutubeチャンネルに投稿されている動画を
見る形になるので、自身の都合の良い時間に受講が可能です。
※最初、私は出席率などを気にしていましたが、修了認定には関係ようです....
(そもそもgoogleカレンダーで出席の参加不参加は尋ねられるが、
修了条件には関係ない模様...)
プログラムでどのような内容を扱うかはこちら動画などを見て頂ければ、
イメージがつかめると思います。
注意しなければならないのは
Shopify Partner Boot Campは一度しか参加できないため、途中で諦めてしまうと
二度と受講することができません。そのため、ある程度の覚悟をもって取り組みましょう!
修了認定を受けるためには
プログラムの修了認定を受けるには
- 理解度チェックテストを合格
- 最終成果物(ストア構築・アプリ開発)提出
の2つをパスする必要があります。
理解度チェックテスト
問題の内容などは、非公式なので詳細な内容は書けませんが、
基本的に講義の内容や資料の内容をある程度理解していれば、決して難しいものではありません
でした。調べながら、回答して良いので、丁寧に調べながら回答していけば合格ラインには到達すると思います。 (明確な合格ラインは知らされていませんが、合格ラインはおそらく正答率7割くらい)。
理解度チェックテストはプログラムの中盤くらいで行われます。
提出期限を過ぎるとプログラムを辞退したとみなされ、slackから退会させられ、今後のプログラム参加ができなくなってしまうので、必ず期限内に提出しましょう。
最終成果物
プログラムの最後に成果物(ストア構築かアプリ開発)を行う必要があります。
私はストア構築を選びました。
営業やフロントエンジニア寄りの方は、ストア構築
バックエンドエンジニア寄りの方は、アプリ開発
を行うのが良いかと思いますが、どんな成果物を作成するかは個人の判断に任されているため、
技術力がない方はとりあえずストア構築を選択しておきましょう。
ここでは私の成果物のストア構築の事例をベースにお話していきます。
まず成果物の完了条件(ストア構築の場合)は以下が完了していることです。
- 商品登録
- 決済設定(テストモード)
- 配送料設定
- テーマデザイン
既に顧客向けにストアを構築しているならば、そのストアを成果物として報告しても良いようですが、私は開発ストア(本稼働していない状態)のストアを成果物として報告してました。
こちらは私が修了認定を受けることができた成果物のストアです。
https://kunikunosaku.myshopify.com/
ストアの概要
KUNI KUNO SAKU 弾き語りオンラインレッスンの決済ページ
ストアの説明
自分がYoutube上で集客を行っている「弾き語りオンラインレッスン」で
レッスン後の決済も顧客がオンラインで行えるようにshopifyを活用するというもの。
ストアの月額料金が34$なので、見込み客とコストのバランスが見え次第、本稼働予定。
ストア構築にかかった工数は5時間程度です。
正直、素人感が半端ないため、エンジニアのポートフォリオとしては最低レベルだという自負がありますが、逆にこのレベルでも修了認定を頂いているので、求められる成果物のクオリティを気にして参加を迷われている方はこれを見て安心して頂ければ良いかと思います。
商品登録・配送料設定・テーマデザインに関しては、以下の動画を見ながら進めれば、誰でもできると思います。
テーマデザインというと一からテーマをコーディングする必要があるのかと思われる方が、いらっしゃるかもしれませんが、無料の既存テーマで問題ありません。
私は、無料で提供されているDebutというテーマを活用しました。
決済設定(テストモード)について、色々手段があるそうですが、
私は Bogus Gateway を利用しました。
下記のリンク通りに行えば、誰でも設定できます。
https://help.shopify.com/ja/manual/checkout-settings/test-orders
設定が完了したら念のため、自分で正常な決済処理が行われるかテストしておきましょう。
※補足ですが、成果物を提出して、何か不備があれば、何が成果物の完了条件に足りないのか社員の方が 個別に Slack上でアドバイスしてくれるそうです。(私の場合は一発合格でした。)
私の最終課題については、こちらでもう少し深堀してお話しています!↓
参加のメリット・デメリット
メリット
参加のメリットですが、まず何といっても下記の特典を受けることができることでしょう。
- プログラム修了の認定書
- Shopify Expertsになるためのサポート
- Shopify からの案件紹介
ただ(2)・(3)については、まだ私もサポートを受けている訳ではないので、今後何か
シェアできる情報があれば共有できる範囲でお話していこうと思います。
こういった特典がメリットなのはもちろんのことですが、
個人的にはセッションやSlackの質疑応答の中で、実際のshopifyを導入するお客様が求められている要件をを知ることができ、shopify案件のイメージを掴むことができたことです。
デメリット
参加も無料であり、極端なことを言えば、
理解度チェックテスト・成果物を期限内に提出できれば修了は可能なため、
デメリットはないと思いますが、以下の点は気を付けておくべきでしょう。
- 途中で離脱する(テスト・成果物を提出しない)と二度と受けられない
まとめ
今回の記事は、Shopify Partner Boot Campに参加を迷っている方向けに書いたものなので、
結論を言っておくと、
理解度チェックテスト・成果物 を提出する工数8時間程度を確保できるなら、絶対に参加すべし
です。
(修了認定を受けることが目的になっては本末転倒ですが......)
とはいえ、講義の内容やShopifyの社員の方による成果物作成のサポートなど、プログラムの内容自体にも非常に価値があると思いますので、スケジュール的に問題なければ参加することをお勧めします。
私もまだまだ勉強途中ですが、今後shopify案件に力を入れていこうと思いますので、
共有できる情報は、記事にまとめていこうと思います。
shopifyの導入にご興味ある方、是非こちらにご連絡頂けますと幸いです。